常に最悪のケースを想定する

フリーランスか組織に属するかに関係なく、すべての人にあてはまることだと思います。
(親、配偶者、子供など)家族の健康、家庭の問題が一斉に発生してしまった、最悪の場合を想定し、これからの計画を考えるようにしています。これらの問題はいつ起こるか誰にもわからないので、これらの可能性がある限り、「のんびり」やっているゆとりはなくなります。
問題が発生するのは家族だけではなく、自分の場合も考えられます。私は産後、1ヵ月以上咳が続き、まともに話ができなくなったことが何度かありました。その時は、通訳者としてのキャリアを構築していきたいと考えていたので、ひどく落ち込み、「声」に頼るのもリスクだと思いました。リスクヘッジについて真剣に考え始めたのはそれがきっかけだったと思います。
家族、自分に問題が同時に発生しても、一定以上の年収を確保できる仕組みを構築することは非常に大切だと思います。そういう観点から、今は特許翻訳で安定稼働を実現することを第一目標としていますが、たとえそれが実現しても不安定要素はまだあります。自分が労働力を差し出さなくても、収入を得られるようなビジネスも不可欠になってきます。これはまだまだ先の話ですが。
私も夫も自営業なので、お互いに危機感を共有できるのはありがたいことです。夫婦の会話でも、「今月は目標達成した」とか「今年の年収は」などの話を日常的にしています。
講座1年目で結果を出すにあたり、残された時間は8カ月。時間がありません。次のステージに早く進むためにがんばらなくてはです。