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ゼータ電位と後悔の気持ち

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物理のビデオがひとまず終わり、化学に戻ってきました。

「ゼータ電位」について調べていました。

ゼータ電位、広いですね。凝集抑制、分散性向上のために使われるのがメインかな、と思いましたが、意外なことに、凝集促進にも使われているんですね。

マインドマップにもまとめましたが、特許での使われ方はざっとこんな感じです。

分散性の向上
凝集抑制
凝集促進(半導体加工屑の処理)
測定方法
粒子の特性の測定
生体分解性向上
免疫染色法の向上

最後の2つはメディカルとバイオ。意外で面白かったです。

生体分解性向上に関する特許は、ゼラチンを生体内で所望の時間で徐放させるため、生分解時間を制御することを目的としたものでした。ゼータ電位は、pH、液温、添加剤など環境因子によって大きく変化しますが、因子の1つ、pHをあえて変えることで、ゼータ電位を一定範囲に調整し、吸着量に影響を与える表面電荷を調整していました。

免疫染色は病理検査で行われるものですが、これにゼータ電位が登場したのも面白かったです。
蛍光ナノ粒子が染色対象の生体分子に吸着せず、染色対象でない生体分子に吸着してしまうという問題がありました。これでは標本を正確に観察できませんよね。そこで、ゼータ電位を特定の範囲に調整することで、蛍光ナノ粒子と染色対象の生体分子との間の反発力よりも、蛍光ナノ粒子と染色対象でない生体分子との間の反発力を大きくし、蛍光ナノ粒子が染色対象の生体分子に吸着するようにしていました。

ゼータ電位、メディカル、バイオにもしっかり登場しているんですね。

微粒子の特性を知る手がかり、指標として重要なゼータ電位。奥深いです。

ゼータ電位の権威の先生、実は大学でお世話になった先生です。ゼータ電位を調べながら、学生時代に本質的な勉強をしなかったことを思い出し、高い学費を払ってくれた両親への申し訳なさが溢れてきました。両親の苦労を子どもの頃から見ていたのに、その貴重なお金を払っていかせてもらった大学で、真面目に学ばなかった後悔が今もあります。さらにもっともっと稼ぎたい、という理由の1つは実はこれなんですよね。親は期待していないと思いますが、少しでも償えれば、という気持ちです。

お世話になった先生の名前を何度も目にして、両親への申し訳なさがこみあげてきました。

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