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夫を突然死させないために -夫がブログ開設を決意するまで-

家族
 

昨日、この記事のタイトルにドキリとして、思わず最後まで読んでしまいました。

朝起きたら、横にいる夫が突然死んでいた日の話

他人事には感じませんでした。

今年に入ってから、夫に「夜」会う機会が減りました。

「会えた」という状況は、22時過ぎに帰宅した夫の物音を聞きつけて、すでに布団に入っている子どもが「パパに会いたい」と言ったときがほとんど。平日夜に家族で食卓を囲むことはゼロ。リビングに子どもといる状況で、夫が帰ってくることが激減しました。家で食べたいというときは夕飯を置いておきますが、その場合も22時過ぎの食事になっています。

過労死するほどの激務の状態ではないとはいえ、今年の第一四半期は明らかに忙しくなっていました。

夫はわかりやすいタイプなので、顔を見ると、追い詰められているかわかります。曇った表情から、「今日は生きて帰ってくるだろうか?」と心配することが増えました。

この状況で、どうしても考えを改めてほしいことがありました。

今の働き方、仕事の受け方を見直す。そのための時間をとる。

 

私はシングルマザーだったっけ?

しかし、話す機会は週末にしかありません。週末も仕事が入ることがちらほら。「私はシングルマザーだったけ?」子どもが0歳の時に感じていた疑問が再登場しました。

子どもが0歳のころ、夫はほとんど家にいませんでした。「ワンオペ」という言葉を知ったのはずいぶん後になってから。

子どもが1歳になり、滅多に会う機会のない父親を完全拒絶する日が続くように。「このままでは、私がたいへん!」との気持ちから、週末のどちらか1日は家にいてもらうよう話し合いました。「子どもにパパになついてほしい」よりも、「私がたいへん!そんなのいや!」という気持ちが先行しました。

その後、2年間、子どもに拒絶されながらも、果敢に立ち向かう無償の愛を示し続けた夫はついに、子どもの愛を勝ち取りました。「パパ大好き」の言葉を4歳になってから初めて聞いた彼は、さぞかし嬉しかったことでしょう。

 

普段、滅多に会えない父親に朝会えた時、子どもは「たかいたかいやって」と平日朝からアクロバティックな要求を出します。

その子どもが先日朝、父親に何も要求しませんでした。

普段は私と夫が話すと、やきもちから「話しちゃだめ」と会話をさせてくれません。夜会えないどころか、朝もまともな会話が成立しないのです。しかし、その日は違いました。会話を邪魔することもなく、静かにしていました。子どもも父親がおかしいことに気付いたのではないか?夫もそう感じたようでした。

「20年後も今の働き方ができるの?」

「今、年収を減らして、3割を別のことに使って、今後に備えたらどう?」

これまでも繰り返してきましたが、再度同じ質問をしてみました。「ほんとうにそうだよね」の言葉に、納得した様子がうかがえました。

 

家庭内コンサルがはじまった

このようにして、我が家では朝コンサル会議が始まりました。

依然として夫の忙しさは続いています。彼はなかなか早起きできません。私も朝は仕事の時間と決まっていますので、「会議」は朝食を食べながら行われます。

子どももオーディエンスですが、彼は時として敵対的行動をとり、会議の進行を妨げることがあるのはお察しの通りです。

「うんちでる~」などで会議が強制的に中断されることもありますが、少しずつ、夫の「意識改革」に取り組んでいます。

コンサルタント?もちろん私です。

 

実はこれまで夫を蹴飛ばしたいと思ったことが度々ありました。

誤解のないよう書いておきますが、私は人をぶったり蹴ったりは決してしません。普段は口数の少ない、静かな人間です。しかし、あまりに行動しない人間を見ているとイライラするもの。よく夫のお尻を蹴飛ばさなかったと自分をほめてあげたいくらいです。

数ヵ月にわたる説得の末、夫はとうとうブログをはじめました。実は、数年前より「ブログやりなよ」と説得していました。本気で説得するようになったのは半年ほど前から。

ブログをやっている人間からすると、ブログをやらないことは「デメリット」でしかありません。それでも彼にはなかなか伝わらない。

そう、ブログなどのSNSに無縁な人にとって、「ブログやったら仕事につながるよ」という言葉は、電車に乗ったこともない子どもに対し、「浦和から横浜まで行くなら、京浜東北線よりも湘南新宿ラインが早いよ」というようなもの。伝わらないのです。

本人が想像できる未来を示してあげる必要があります。成功した未来と望ましくない未来。私は後者を選びました。

 

望ましくない未来をイメージしてもらう

ある日のこと。

話題はブログを早くやるべし、というテーマ。まだ伝わらないなと気づいた私は、質問を変えました。

「20年後に今の働き方ができるの?」

さらに、

「20年後に今の年収をキープできるの?病気になったとき、どうやって収入を確保するつもりなの?」

「今限界を感じているのに、年取ってからどうやって今の稼ぎを維持するの?」

「あえて年収を減らして、3割の時間をほかのことに回したら、同業者の目が気になるかもしれない。でも3年後の結果は違うかもね」

この日、夫はついにブログをやることに同意しました。

それまで私は、ブログをやることのメリットばかり伝えていました。しかし、なかなか伝わりませんでした。反対に、やらなかった場合に想定される望ましくない事態を、本人にイメージしてもらうことで、「ブログをやる必要性」を認識してもらえました。

同じ屋根の下に暮らして5年。朝起きて、リモコンの位置などから、前日の彼の行動が見て取れます。しかし、説得するのは容易ではありませんでした。

もちろん、夫を「変える」つもりはありません。「意識」をちょっと変えてほしいだけ。

その後の家庭内コンサルで、彼には驚くべき「強み」があることが発覚しました。彼に「コンサル」していると、「人の強みは次々にわかるのに、自分の強みを見つけるのは難しい」ことをよく感じます。

今日妻が夫に放った言葉は、「君は出版できる!」

妻が指定した、夫の今日の隙間読書本はこれ↓。

さて、彼はどんな感想を持ち帰るでしょうか?我が家の家庭内コンサルは続きます。

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